おやおや、今年ももうこんな時期かい。
年末年始のご挨拶、「お年賀」の準備はもう済ませたかね？
デパートのカタログギフトとにらめっこして、頭を抱えている人もいるんじゃないかね？
どれも同じに見えて、何を選べばいいのか、さっぱりわからん！と、嘆いている人もいるだろう。
まあ、落ち着きなさい。
儂が、お年賀の贈り物の選び方から、相手に失礼にならないマナーまで、徹底的に教えてやろう。
これで、あんたも、今年のお年賀はバッチリじゃ。
贈る相手で喜ばれるギフトを選ぶ
まず、お年賀は誰に贈るのか、そこをハッキリさせることが大事じゃ。
親戚、会社の上司、友人、それぞれ喜ばれるものが違うのは、当然のこと。
例えば、親戚には、家族みんなで楽しめるような、お菓子や飲み物の詰め合わせが良いだろう。
特に年配の方には、昔ながらの定番のお菓子や、地元の名産品は、話の種にもなるからのう。
「これは〇〇さんのところの、△△じゃな。」などと、会話が弾むかもしれん。
会社の上司には、少し高級感のあるものが良いだろう。
有名ブランドのスイーツや、老舗の和菓子など、上質で、きちんとした印象を与える品を選ぶのが賢明じゃ。
ただし、あまりにも高価すぎるものは、相手に気を遣わせてしまうかもしれんから、注意が必要じゃぞ。
友人には、相手の好みに合わせて、カジュアルなものが良いだろう。
最近は、お酒を飲む人が減ったから、少し高級なジュースや、オーガニック食品なども喜ばれるかもしれん。
最近流行りの、SNSで話題のスイーツも良いかもしれん。
相手の好みをリサーチして、「お、これは俺の好きなやつだ！」と、喜んでもらえる品を選ぶのが一番じゃ。
このように、相手によって喜ばれるものは全く違うのだから、しっかり見極めるように。
お年賀のマナーを心得て、スマートに
さて、贈り物を選ぶのも大事だが、お年賀には、守るべきマナーがあることを忘れてはならん。
まずは、贈る時期じゃ。
お年賀は、元旦から松の内（一般的には1月7日）までに贈るのが一般的じゃ。
地域によっては、1月15日までというところもあるからの、事前に調べておくと良いだろう。
もし、松の内を過ぎてしまった場合は、「寒中見舞い」として贈るのがマナーじゃ。
この場合、のしの表書きは「寒中見舞い」と書くことを忘れるな。
次に、のし紙についてじゃ。
お年賀には、紅白の蝶結びの水引ののし紙を使うのが基本じゃ。
表書きは、「御年賀」または「お年賀」と書き、下に自分の名前を書く。
水引の下には、フルネームを書くのが丁寧じゃが、目下の人に送る場合は、名字だけでも構わん。
贈り物を持参する場合は、訪問する時間帯にも気を配る必要がある。
朝早くや、食事の時間帯は避けるのが基本じゃ。
訪問する際は、事前に相手に連絡を入れて、都合の良い時間を確認してから伺うように。
手渡しする際は、「明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。」と、新年の挨拶と共にお渡しする。
この時、風呂敷や紙袋から出して、相手に正面を向けて渡すのが礼儀じゃ。
郵送する場合は、挨拶状を添えると、より丁寧な印象を与えるじゃろう。
最近は、LINEやメールで済ませる人もいるようじゃが、目上の方や、日頃お世話になっている方には、きちんと挨拶状を送るのが大人のマナーじゃぞ。
また、喪中の場合は、お年賀を贈るのを控えるのがマナーじゃ。
喪中の相手にも贈るのを控え、年明けの松の内が明けてから、寒中見舞いとして贈るように。
もし、相手から喪中である旨の連絡が来ていた場合は、新年の挨拶も控えるのが望ましい。
お年賀のタブーと、最近のトレンド
お年賀には、贈ってはいけないタブーというものも存在する。
例えば、目上の方に靴下や下着を贈るのは、失礼にあたると考えられている。
「足で踏みつける」という意味合いがあるとされ、避けるのが無難じゃ。
また、刃物やハンカチも、縁を切る、別れを連想させるとして、贈り物には向いていないとされている。
最近では、カタログギフトを贈る人も増えているが、目上の方には、金額が分かってしまうため、避けた方が良い場合もある。
最近のトレンドとしては、相手の好みに合わせて、実用的なものを選ぶ人が増えておる。
例えば、コーヒー好きな人には、こだわりのコーヒー豆や、ドリップセット。
料理好きな人には、調味料の詰め合わせや、珍しい食材など。
また、環境に配慮した、サステナブルなギフトも人気が高いようじゃ。
オーガニック素材を使ったお菓子や、フェアトレードの商品などが、その例じゃな。
しかし、時代が変わっても、お年賀を贈る気持ちは同じじゃ。
「今年も一年、よろしくお願いします」という感謝の気持ちを伝えることが、何よりも大事じゃ。
雑学コーナー
* お年賀の起源は、お正月に家々を訪問して新年のあいさつをしていた風習から来ている。
* お年賀の「のし」は、もともとはアワビを薄く伸ばしたもので、神様へのお供え物だった。
* 地域によって、お年賀の風習やマナーが異なる場合がある。
* 最近では、オンラインギフトや、SNSで贈れるデジタルギフトも人気がある。
* お年賀を贈る際は、相手の家族構成や、アレルギーの有無などを考慮することも大切。
どうじゃ、これで、お年賀の準備はバッチリじゃろう？
あれこれ悩むよりも、相手の喜ぶ顔を想像しながら、選ぶのが一番じゃ。
まぁ、あれこれ言ったが、結局、気持ちが一番大切なんじゃ。
あんたの気持ちが伝わるお年賀を贈って、良い新年を迎えるんじゃぞ。
わしは、これで失礼するわい。
来年は、もっと良い記事を書くから、またZ MEDIAに遊びに来るんじゃぞ。
ほっほっほ。
